平成29年3月定例会

 

と き 平成29年3月26日(日)   15時30分~

ところ 札幌中島体育センター 2階 講堂

 

 

今回は初参加の方がいましたので、その方のご相談から

自分の話が長いので、果たしてほかの方に伝わっているだろうか?でした。

まず、どのような文章として話しているかですが、文法でいう形容詞ばかりが多いということ。また、脇道に逸れてしまう文章として 

1 主語+述語+目的語

2 主語+述語+形容詞(語)

でなければなりませんが、このうちどれかが欠けると相手は何をいっているかわからなくなります。そのくせに形容詞ばかりとか、話が横道に逸れるとなると、相手は完全に苛つきます。

 これを防ぐには

1 事前準備をする(できるならば)

2 変な完璧主義(できる限り表現する言葉を出そう)を止める。(いい足りない)衝動に駆られるるのを我慢する。

 

でした。

ADHD系はとにかくしゃべりたがりやですが、相手からみれば情報過多でうんざりして、かえって情報が伝わりにくくなります。

 話題を振るということは、例えれば、釣りの時に撒くえさのように、食いつかなければ意味がありません。

 話題を小出しにしたほうが、相手は「それってなに?」などと質問してきますから、そのときにまた回答すればいいのでは、との話でした。

 それでは、頭に浮かぶ数多く浮かぶ形容詞(人や物を表現する言葉)をどうやって選択すればいいのか?の問いに対しては、直感でいいとのことでした。形容詞は主観が伴うものがほとんどなので、それはただ自分の思いを伝えるだけでかまわない。とのことです。

 次の参加者の相談は、非定型と定型の違いとは何かとの質問でした。

 その方は、上司からのパワハラ(暴言や嫌みを言われる)で今年度末の退職を決意したそうです。

 その上司は優秀ではあるけれど、形式や規律を重んじる一方、横暴で独裁者的な立ち振る舞いで、なにか我々と同じ障害か、またはパーソナリティル障害があるのでは?とのことでした。

 その上司は、その方の退職時の送別会をしなかったとのことで「なにか思惑があるのでは?」、定型はこのときどのように振る舞うかとの話もありました

 その上司は、どういう人間かはお会いしたことがないのでわかりませんが、そんな上司に送別会などやってもらわない方が気楽ではないかとの話が出て、それは理解できるようですが、その上司に対して仕返しとまではいかないけれど、なにかやってやりたいとの思いもあるとのこと。どうしようかはまだモヤモヤしているそうです。

 具体的には①その上司の上役に、いままでのパワハラの事実を報告する。②ハローワークで離職手続きする際に、この会社のこと(内部事情)を伝えておくの意見がありました。

 この仕返しなどは、今やっておかないとその後「やっておけばよかった」と後悔することもあるのでは?とのことです。

 その一方で、①そんな人間にはかかわらない方がいい。自分と別次元の人間と考える②仕返しなどは、我々特有の白黒はっきりつけなければならない特性ではないか との考えもありました。

 犯罪になるような仕返しはもちろんいけませんが、それをすることにより自分に決着がつくのならばそれもありかなと思います。ただ、それを実施しても一時的なもので、また復讐心が沸々とわいてくるならば、意味がありません(前回にも似た事例を話しました)

となると、このような関係(というよりその上司に対する一切の考え、思い)を断ち切った方が後々の人生を有意義に過ごせるとの考えもあります。

 

どちらかがいいかは、我々もモヤモヤで明確な答えが出ないままでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

平成29年2月定例会

 

と き 平成29年2月26日(日)   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 1階 多目的室

 今回、初参加が一人いたのでまずその方の話から聞きました。

 飲み会で、何を話したらいいかわからないとのことで、以前話したことを復習のような形で実施しました。

 出席しなくてもいい飲み会は出ることはないのですが、そこは日本社会、飲み会は仕事の一部なのでなにか対策を練ることが必要でしょう。

 飲み会での雑談は、多種多様多方面の話題に対応するなどの高度なコミニケーションスキルが必要です。

 我々は、興味の幅が狭く、またマニアックなことに興味を持つ傾向があるので、どうしても世間の話題にはついていけなくなってしまいます。

 そこで自分の知らないことが話題となったらどうするか 

1 相づちをうつ

2 何も知らないことを事前に相手に知ってもらう

3 わからなければ質問をする

4 話題となる項目(芸能界やスポーツなどの)予習をしておく

また、

 自分の得意な分野の内容に話を持っていくという高度なテクニックもあります。

 これらを今回で、数人の参加者とミニSST(シュミレーション 予備演習)を実施しました。このSSTを見る限り、今回の参加者は、特に問題なくコミニケーションを実施されているように見えました。

また、このコミケーションをどうしてもうまくできないならば、

1 なべ奉行や使い走りに徹する

2 寝たふりをする

 少し反則のようですが、このようなテクニックも必要だと思います。

 次に、1ヶ月前に就職した新入社員の心得を聞かれたので

・礼儀正しく(上司になれなれしくして失敗する例が我々には多い。)

・だらしがない印象(時間厳守・自己管理する備品などの整理整頓・身だしなみ)を受けさせないように

・第一印象が大事

我々特有の印象“変なやつ”に思われないことは重要との意見もでましたが、どこか変なのかは、本人にわからないことが多いので、それを直すのは難しいとの話もありました。

あと、どうしても人間関係で悩むことがあるはずですが、そこはどこにいっても“練習”であり“修行”と割り切ることが必要との意見もありました。

そして今回のテーマ「恨み」についてですが、もともとこのテーマは、心に重くのしかかるので、今回参加者が10人ですが、実際に話に参加したのは、3人くらいでした。

まず相手は、誰かということで、①親②(元)パートナー③(元)上司そして④社会の慣習・常識という意見もありました。

どれくらい恨んでいるかその年数はとのことで、2.3年から20年とのこと。

これに対し、どう対処するか?

この「恨み」に対しては、根絶療法か対処療法かですが

根絶療法は

①自分を許したり自己肯定をする。そのことによって恨む相手を許すことができる

②「恨み」のエネルギーを別の分野で使う。見返してやる気持ちで

 恨んだ相手より優位な立場に立ったと考えられれば、相手がちっぽけに見える

③夢中になれることを見つける

④サイコドラマを受ける

でした。④のサイコドラマは、学習(心理)療法の一種で、医療機関等で実施しいます。

これらを実施して「恨み」を昇華しているとの報告でした。

「恨み」は、時としてフラッシュバックに悩まされたりしますが、その対処療法として

①カラーセラピー

②アロマオイル

③自然に入ったりどこかに行ったり(旅行など)

④SNS(2ちゃんねるなど)で悪態をつく

⑤イメージング(自分の心の壁を壊す)

⑥別のこと(楽しいこと)を考えるようにする

でした

 そして、「恨み」に対する最終手段が「復讐」です。

 自分の体験として「復讐」まではいかない「仕返し」として実施したのが、元上司に対して、夜中の無言電話の実施。

自分の体験としてこの「仕返し」を実施したときは、その瞬間は「ざまあみろ」と気分はいいのですが、それはすぐに消えてしまいます。

参加者のなかには、私のような幼稚なレベルではなく、犯罪的な「復讐」をしようとした経緯がある方もいました。(もちろん未遂です)

この復讐の究極手段を実施(つまり相手を殺してしまうこと)を実施したと仮定したら、法的な刑罰は別の話として、心は晴れるのか?

参加者からは、一生恨みをもったままではないかとの回答でした。これは人によるのでしょうか?復讐を(究極的に)実施した人の本音を聞いてみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

平成29年1月定例会(新年会)

 

と き 平成29年1月29日   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 2階 講堂

 今回は、職場やサークル、任意団体(町内会など)でも実行している新年会を実施しました。

 実際に集まった人数は13名、いつも来ていただいている方や、最近ご無沙汰していた方などにも集まっていただきました。

 新年会なのだから、何かゲームなども取り入れようかなとも最初は考えましたが、私はあくまでもSSTの一環ともとらえています。

 職場の飲み会などでもゲームをするところも確かにありますが、なにもしないで各個人で話しあいをしなさいとのスタンスも多いはず。

 自分のコミニケーションスキルを総動員して、臨んでほしいと考えていました。

 その結果ですが、最初こそは、緊張しているのかシーンとしておりましたが、だんだんと空気が和んでくるにあたり、みなさんそれぞれ話しに花を咲かせていたようです。

 これをみる限り、少なくとも今回の参加者は、一般の方と比べコミニケーションスキルに別段の問題はないように感じます。

 とかく我々は、ただでさえコミニケーションが苦手で、そのうえ酒が入るとなると頭の中はパニック状態という人が大勢なのではないでしょうか。

 苦手なことは、修練して克服していく。

 わが会はこれからは、様々なSSTを実施していきたいと考えた日でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

平成28年12月定例会

 

と き 平成28年12月25日   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 1階 多目的室

 テーマ 会話について

 参加者から仕事を就くにあたり気をつけることとのアドバイスがほしいとのことで、参加者の失敗談から

新規に気を付けることとして

・言葉遣い ため口をしない

・仕事やるにあたり、立ち振る舞がを気を付ける。

・思ったことを言ってしまう。余計なことは言わない。

・休憩中は、仕事のことを話す。

・定型は感じているはずの「派閥を感ずる能力が欠けている」

・正論だからと言って言ってはいけない。」

・あいさつはきちんと

・やり方を時間を守ること が挙げられました。

 

また、よくある会話の中で、社交辞令とは?とのことで

「ごはんいかない?今度」は、社交辞令かどうか迷うとのことで判断が迷う場合は

「実際の月日を明確にする。」それが明確であれば、社交辞令ではないはず、との答えがありました。

 社交辞令は、場所によって違いがあります。例えば北海道と京都では違うので、村社会である日本の会社は、それぞれ違うでしょう。

ここで、時節柄、飲み会のシーズンなので注意ということで

・席順を気を付ける

・話題を持つこと

・一口乾杯は礼儀なので、従う

・会社風土が違うことでまったく違う

・あきらめる(もともと飲み会はつまらない)

・寝たふりをする。

・自分がいじめられる危険性がある場合、いじめる人の敵対する人の隣に座る

・鍋奉行を進んでする

・話題を収集する。

・相手の趣味・嗜好を事前調査しておく。

が挙げられました。

 やはり、我々には、コミニケーションの実践場と思われる飲み会は、高いハードルが存在しています。

 

 我々の一般的な概論として 人と話すことが苦手・どのようにしているかについては

① なるべく人に近寄らないようにする(人嫌いキャラを作っておく)

② 人を選んでコミニケーションの方法を変えない(話す時間や表情)

③ 笑顔を絶やさない

④ すぐ答えるようにする

でした。

 年末年始の飲み会シーズンということで、いろいろ苦労はします。私なども職場の飲み会で、様々なトラブルを起こし、日本に禁酒法があったらとよく思いました。

 

 しかし、日本に住んで働く以上、この飲み会は、避けることは難しいものです。仕事として会話スキルを身に着けることが必要でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

平成28年11月定例会

 

と き 平成28年11月27日   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 2階 講堂

 テーマ 会話

 初参加が3名おり、その内のひとりから就労についての相談がありました。

その方は、いま求職中であるが、一般就労か障害者枠でするか迷っているとのこと。

また、障害者枠でも狭き門は相変わらずで、景気の回復はまだまだのようです

 A及びB支援事業は、割合取り付くことができるけれど(本来労働とは言えないけれど)、賃金が安いので、一人暮らしはできるほどの賃金は出ていないので、その不足分をどうするかです。

最後の手段として生活保護もあるけれど、やはり選択を躊躇するのが自然な感覚でしょう。

そして会話、コミニケーションとのことで、その前に我々の悩みの王道というべき「空気が読めない」について話ました。

次ぎに共通テーマ「会話」についてですが、実際にどういう失敗談をしたかを話すと、思ったことをすぐ口にだしてしまう、王道のことが出ました。

それに対しどのような対処をすればいいかは、やはり一呼吸置くことでしょう。

このADHDタイプは、とにかくしゃべらないようにするのが重要ではないのでしょうか。

 これとは逆に、適正な言葉を発することができないタイプ、寡黙アスペルガー型もいます。

 なぜ、言葉を発せられないか、の一つの理由に、頭の回転が遅いことが挙げられます。

例えば、矢印と聞いて、“→”をイメージする。それが定型だと0.2~0.3秒くらいでしょうが、我々だと0.5~1.0秒、つまり人の2倍以上時間がかかっていることになります。

それで、相手が5語以上話すと2倍×5語=10倍の時間が定型よりかかっている計算になります。その間、無表情で沈黙してる人も多いので、相手から見れば何かほかのことを考えているのかと勘ぐられることもたびたびあります。

また、ワーキングメモリー(短期記憶)が弱いため、相手が100字の文章となる言葉を発しても、前半50字、1/2しか覚えていない。それが3回となると1/2の3乗=1/8しか相手の話の内容を覚えていないことになります。

よく他人の話を聞いていないと怒られますが、相手の話についてこれない、記憶できてない、このような理由もあることを自覚しておくべきだと思います。

ただ、それではこの対処法はどうすれば良いかとなると、脳科学の分野まで発展するのではないのでしょうか。

要するに、①頭の回転をより早く②記憶量をより多く、はほぼすべての現代人が学生時代から仕事を退職するまで、共通した願望でしょう。

これらを解決する治療法などが開発されれば、それはノーベル賞に匹敵するものではないのでしょうか。

かといっても、そではどうすればいいのかとなると、消極的な対処療法ですが、相づちを打つが上げあられました。

実際には、話の内容が頭の中に入っていなくても、相手の気分を良くすることくらいはできるはずです。かたちだけでも整えることもコミニケーションをすることとして重要であると思います。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月定例会

 

と き 平成28年10月23日   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 2階 講堂

 今回は、仲間をつくる定番というべき、サークルでどのように振る舞えばいいかを話し合いました。

まずどのようなサークルに現在参加しているか

・文化系  ゲーム・音楽

・体育系  格闘技・登山

・その他  出会い(イベント)  ※複数回答

でした。

 この中で、

①最初から仲間(何をもって仲間というのかはまた別の議論になりますが)をつくるつもりで入ったか。

②仲間はできたか

の質問に対し7人中

①は1人

②は4人の回答が得られました。

やはり仲間をつくるという目的で参加する分モチベーションが高いようで、その人にどのようにすればいいかというと、「自然にできた」とのこと。

実際には、苦労して仲間を得たのかもしれませんが、運・巡り合わせも多分にあります。

 かといっても、それでは運を天に任せるだけならば、ままりにも他力本願なので、どのようにすればいいかということで

1 かむしゃらだと、かえってだめ。あせらないこと。

2 自分が気に入るところを探すサークルジプシーもよしとする

3 その分野で特化した技術や知識を身につける。

でした。

 あと、注意することとして、距離感を大切に。適切な距離が大切だがわからない場合は離れた距離をとる。あつかましいよりは、よそよそしい方がまだましである、です。実はこれは私の失敗談です。

 

  ほかには、会合などでのコミニケーションの特性として、他の自助会に参加したときの事を話しました。

 そこは雑談を主体とする会なのですが、代表ファシリテートの人がなにもしゃべらないで沈黙したまま。ほかの参加者も沈黙したままそのまま数分が過ぎる。ときたま、代表や参加者が“ぼそっ”と話したと思ったらそこで中断し、また沈黙が続く。その沈黙がなんて長いことか。

 これが耐えられなくなり、代表に「なんとかして」とお願いしたところ「このような沈黙は苦痛ではない」とのこと。

  そんな人がいるのかと、今回参加者に同じ質問をしたところ7人中3人がこのような沈黙は苦痛ではないとのこと。

いわゆる寡黙なAS(アスペルガー)タイプは、「話したいけど話せない」のではなく「(自分も他人も)話さなくても平気だから話さない」ようなタイプも多くいるのか?と驚いた次第です。

私は、AC(アダルトチルドレン)のため、常に人の顔色を伺う傾向があるために、場の雰囲気をどうしても考えてしまいます。

しかし、我々の中では、他人やの空気を読まない特性だけが表れて、もしかしたら、沈黙が苦痛ではない人が多数いるのではないか?と考えささせられました。

 

 

 

 

 

 

平成28年9月定例会

 

と き 平成28年9月25日   14時00分~

ところ 札幌中島体育センター 2階 講堂

 今回初参加の方が2名、そうちの一人から

 障害を自覚を感じたのは①いつ、②どんなときかの質問に

① 早いときは小学校から、そして社会人になってから

②・計算ができない

 ・運動神経が鈍い

 ・適当がわからない

 ・遅刻する

 ・期日が守れない

 ・マルチタスク(平行処理)ができない

 ・一つの事柄に過集中してしまう

 ・得意、不得意の差が大きい

 ・ケアレスミスが多い

 ・懸案を先延ばしする

 まさに我々の定番「あるある」が出ました。

そして、もう一人の初参加の方から、職場に対して自分の障害をカミングアウトするかしないかを悩んでいる事に対し

参加者7人のうち、カミングアウトを

した    4人

していない 3人

でした。

メリット・デメリットとしては

メリット

・職場の協力や配慮が得られる

デメリット

・理解してもらえない。それどころか「怠けている。いいわけするな」と叱咤される。

・同僚から卑下されることもある。

でした。

 カミングアウトに関して、別の方から所属しているサークルについてどうするかも質問がありましたので、同じくメリット・デメリットを上げてもらうと

メリット

・同じく協力や配慮をしてらうことができる

・潜在的な同じ当事者と仲間になる

デメリット

・同じく仲間から卑下されることもなる。

・一般の方には、この障害がまだ知られていない部分が多いので気味悪がられる。

・職場のように、協力を得られるか疑問である

カミングアウトの話なのでついでとは語弊がありますが、友人関係でカミングアウトしたかの質問について、カミングアウトした人は一人だけでした。

しない理由としては

・付き合いはカミングアウトしてもしなくても変わらない

・同じ系列(我々と同種)の人間が友人だから、言わなくても問題ない

でした。

カミングアウトは、職場はもとより、サークルやその他の集まり(各種共同体)で、問題になる我々の永遠のテーマです。

するかしないかは、結局自分が所属している共同体の状況(人間関係や職場なら人事などの体制)によるのでしょうが、慎重に選択してほしいものです。

 

 

 

平成28年8月定例会

 

と き 平成28年8月28日 13時30分~

ところ 札幌中島体育センター 1階 多目的室

 

今回は、友人・仲間についてです。集まった8名の参加者にアンケート方式により答えてもらいました。

まず、A友達が何人いるか、B友達の定義を聞くと

A友達数 参加者該当者数   B友達の定義

1人     6名    利害関係がない・気軽に話せる・冠婚葬祭に金を出せる

2人     1名    言いたことが言える

3人     1名    金を貸せる

4人     0名 

5人     0名 

6人以上   1名 頼み事ができる

でした。またこの友人に出会うきっかけ(場所)となったところは

学校  職場  サークル  友達の紹介 

4名  2名   6名    1名   

でした。

ここで、友達の数を増やしたいかの問いに2名が増やさなくても良いとの返答がありました。

なぜ、増やさなくても良いのかを聞いたら

1 付き合いに対し、金や時間を費やさなければならない

2 知人がいるのでそれで十分

とのことでした。

これは価値観の違いで、著名人のなかにも友人はいらない、または少ない方がいいと言っている人もいるのですから人それぞれでしょう。

ただ、やはり増やしたいとの答えが多数だったので、それではあらたに友達をつくるにはどうすればよいかの問いに前述の①サークルに入る、と②SNSから友達をつくるという方法が提案されました。

私個人は、SNSは過去はミクシィをやっていて、オフ会にも参加したことがあります。実は参加するまで、変な人がいるのでは(他人のことは言えませんが)、みなさん常識を持った人みたいでした。ただ、ここが自分の悪いところであるかもしれませんが、どうしてもネットで始まった付き合いであるとの意識が強いため、他の参加者に対して警戒心を持つがため、当たり障りのない会話しかしないゆえにお互いにしっくりいかない雰囲気ができてしまうため、疎遠になり止めてしまった経緯があります。

しかし一般的にはSNSで有効に友人を作る手段なので、私だけ特別に警戒心が強いだけなのかわかりません。

他方の、友達を作るために学校や職場に入り直すことは現実的ではないですから、やはりサークルに入るが王道とのことでしょう。

ここで定型ならば、結論が出て終わりなのですが、ここからが我々のコミニケーションに障害があるゆえのHOW TOが必要となるのではと考えています。

実は私は、以前、あるサークルに入り、それなりに楽しく活動していたのですが、そこのボス的存在に嫌われて、結局止めてしまったことがあります。

そのサークル内の雰囲気、いわゆる空気を読むことが重要なのですがそれができない我々はとてもつらく継続できない側面があるのでしょう。

サークルになると、体育系でも文化系でも独自の慣習があり、それは会則などで明記しているわけではありません。

役職にしても多くのサークルは代表及び副代表くらいであとは、全員並列なのが建前なのですが、不文律の序列があったりするので、そこを察知するのが苦手な我々は、「非常識だ」「馴れ馴れしい」などのトラブルを起こしたりします。

ジャンルが同じ(例えばスポーツだとテニスだとか)だと、トラブルを起こすたびにサークルを変えていくけれど、とうとう行き着くところがなくなってしまうサークルジプシーになってしまうこともあります。

そのようにならないためにはどうすれば良いかの対策を考えることが必要でしょう。

余談ですが、今回からPCからプロジェクターを繋げて映し出すことを実施しました。

私が普段使っているPCの初期画面のデスクトップが映し出されるのですが、それが他の人にはとても乱雑に見えたようでした。

自分は全く自覚がなかったのですが、さしずめごみ屋敷ならぬごみPCなのでしょう。

 

ADHDだからと言い訳をしましたが、このように我々は全く自覚がなく奇異なことを実施しているのだなあと再認識しました。