令和元年7月定例会

 一人目

 人の顔を見るときどこを見ればいいか

今まで鼻を見ている。実は目を見て失敗した経験があったとのこと。具体的には高校生時代、学校祭で披露するダンスで練習をサボっている人間を凝視して、その後、「じろじろ見るな」と言われた、とのこと。

 鼻を見ることは就職活動でも言われ、目を見るのは威圧感を感じると習ったとのことです。

 我々はどうしてもガン見をしてしまいます。そのくせ人の表情の変化に気がつきません。

 人の目を見るといっても定型の人は数秒に1回は目を逸らしているので、その練習をしてみました。その方と雑談形式で2分間話してみました。そうしたら適度に目を逸らしています。本人が気にすることはないように見えましたのでそのように話しておきました。

 我々は、目を見て話すことができない人がいる一方で、凝視するように見てしまう、両極端なパターンがあるように思います。やはり程よく目を見ることが大切だと思います。

 二人目

自分が気が付かないところで、無意識に迷惑なことや言動をしていないか?

 何を相手にしているかわからないのが気になるとのこと。

 我々は、とかく無神経、傍若無人な行動が目につきますが、一方で過剰に音や光などに反応するHSPや特定の物や事柄には、執拗にこだわったりするところがあります。

 この相手がどのように思っているかは、一度気にするとキリがありません。

 すべての人に対して、気に入られるようにしたい、は一種の完璧主義なのでしょうが、まず、その考えを直すべきでしょう。

 また、どうしてもネガティブ感情が大きいときに人の顔色を伺う傾向になることからこの感情を小さくするには、不安症やうつ病の対処と同じく

①好きな環境(趣味など)に自分を置く

②日光を浴びる

③運動をする

④三行日記を実施する

などがあげられました。

 また、相手を不快な思いにさせた場合、すぐ謝る。この対処するようにしておけば、極度に他人の顔色を伺うことも無くなるのではとの意見もありました。

 認知行動療法における「負の自動思考」なのでしょうか?どうしても悲観的に考えてしまう癖がある人がいます。(私もそうです)

 物事には二面性があることをいつも認識しておく必要があると思います。

 

  

 

 

 

 

 令和元年6月定例会

【一人目】

他人に対して「お互い様」という心、寛容になれるのはどうすればいいか

 例えば、作業場所に行くときに、同乗する人が降車する際に、自分が後から降りるにもかかわらず、ドアを閉めるのが気になるとのこと。

 そこで、気になったのは自分の後にいる人のドアを気にするのは、マナーではあるけれど、それを強要するのは、自分ルールを押し付けることになるのではないかと。

 また、どうしても、「自分がいるのに、あえてドアを閉めるとは私になにか悪意でもあるのか?」と考えてしまいますがそれも

①その人は、自分が開けたドアを自分で閉める習慣が徹底して身についている

②ドアを開けた瞬間、後ろに人がいることを忘れてしまう。

 など、一つの行動をした際に、他のすべてを忘れてしまう、我々でもよくあることではないでしょうか。

 どうしても、我々は、他人の立場で考えることが苦手な性格ですが、他の参加者が「10年以上様々な失敗をしてやっと他人の気持ちがわかるようになった。他人にやさしくする、親切をすることで許容できるようになってきた」とのことです。

 常に自分ルールを掲げ、人に厳しい我々は肝に銘ずべきでしょう。

 【二人目】

 変な人と思われてしまったらどう修正するか?周りの人間を大切にできない、人とうまくするには?との問いですが、その方は見る限り、周りに気配りするタイプなので、そのような変な人に思われていないのでは、という印象ですが、

①変な人と思われても、それはそのときと考える

②失敗しても(変な人と思われても)繰り返すトライアンドエラーを繰りかえてして学ぶ。

③変な人は一定数いるが、他人は実はあまり気にしてない。

その方は、発達障害が苦手な人がいたが、人の印象を変えることは難しいので割り切るとの意見がでました。

 人とかかわりがもてなくなった。対等と話すことができなくなった。

 職場では、変な人ではないと言われたが、信じることができない。

 これらになると、潔癖症や広場恐怖と同様の不安障害と見受けられますので、医学的な学習療法2つを紹介しておきました。

  ①認知行動療法

  ②森田療法

 ここで詳細の説明は省きますが、不安症や対人恐怖症などに一定の効果があるので、実践してみるべきでしょう。

【3人目】

 一人暮らしで、彼女や友人がいなくさみしい場合はどのように対処するか

 パートナーもいないので、このままずっとこうなのかの不安であり、家で一人で音楽を聴いても不安だということです。

  また、旧友からは学生時代と変わってないといわれて焦っている状況であると。

 我々は、孤独が好きで一人のほうが落ち着く人もいるのが多いと思いますが、定型の人たちと同じように孤独を感じる人もいます。

 現に他の参加者は仕事で人の中にいるので家に帰ったら、一人でいいなと思う。という意見もありました。職場において、人とのふれあい、付き合いがあるかないかで    プライベートになってからの孤独感も差があるのかなと思います。

 ここで対処といえば趣味のサークルなどに入るのが王道です。

また、最近はSNSやネットなので仲間募集などがあります。それを活用するのも手ですが。相談した本人は、以前そのような集まり(パーティ)に参加したことがあったが、その場限りであったとのこと。

 それに対し、アドレスやLINE交換をしても後は音沙汰なしが多いのはある程度は仕方がないのではとのこと。

 営業活動のように、数をこなすのがこれも王道と言えるでしょう。

 あと、居酒屋や個人商店などで馴染みの店を作ること。

 一見さんには、あまり店側もしゃべらないのですが、ある程度通うようになれば、話しかけてくるでしょう。(店も商売だから)

 コミニケーションが不得手な我々は、ちょっとしたSSTになるのでしょうか?

 

 


  

 

 

 

 

令和元年5月定例会

 一人目の相談

  母から無理するなと言われるが、これは、自分だけ?障害者だけ?みんなもそうか?

 1か月に2、3回言われた

  自分の仕事はパンの製造だが、最近、農作業も指導者に進められてやるようになった。

  指導員から進められるようになった。

  作業的には同じくらいの難度であるが、初めての分疲れる。もう少し寝てたいと思う、とのこと。

  昔から我慢する癖があった、とのこと。どうやら、がんばらなければならないとの脅迫観念がある。とのことです。

 これらに対しては認知行動療法によるところの、スキーマ(主義主張 人生観)や自動思考 認知の歪み、いわゆる「~するべき思考、しなければいけない。 してはいけない。」ではないかとのことです。

これらに関しては ①脱感作=暴露療法や②CBT コラム法が有効ではないかとのことです。

 やや専門的であるために、詳しい説明は省きますが、医学的に有効な療法の一つと言えるでしょう。

二人目の相談 

締め切りが迫っている複数の仕事についてどうやって対応するかとのことに、まずは大原則として 

 仕事には 

 ①緊急度合い

 ②重要度合い

この二つがあり、これを掛け合わせて優先順位を決定する。 そのことは相談者も理解してたようです。

 それならば次にどうするかというと、まずこの緊急度合い つまり締切時間は、数値的に現れていますが、これですら忘れてしまうと言うか、無視してしまう傾向があるので、

 いつも見える場所に置く、その方法として

A 付箋を使う。ディスプレイの周りに張る。そして、忘れるので、複数の場所に示す。

B 媒介の機能(手帳・PC・スマホ)を一元化が理想。たとえば職場のデスクのパソコンにスケジュール管理を義務付けられていて、それがやりにくいならば、自分の手帳やスマホに書き換える手間も必要(のこと。

 あと、締切日が忘れるわけではないが、どうしても好みや苦手意識が優先されて、後回しにしてしまう先延ばしについてどうすればいいかとの問いに

 ①締め切りを外部から作ってもらう。

  ・尻をまわりから叩いてもらう。つまり、たえず、「大丈夫?」と言われる環境を作っておくことです。また、自分で日程を作り公表することも重要でしょう。

 ②そして、それでは周りに頼む注意点として

  まずは、ギブアンドテイクを。その人に恩を売っておく。そして、頼みやすい人に指導してもらう。

 また、優先順位の決め方としては   

 ①優先順位は経験地が左右する。    

 ②仕事を細分化して、数値化することによりわかる。

 とのこと

  この方は、典型的なADHDタイプで追い詰められて力を発揮するタイプなので、監視する人が必要と思います。よく、締切直前の一夜漬けで力を発揮する人はそれに慣れてしまってぎりぎりになって必須の事柄を実施し、出来上がることに安堵感というよりむしろ達成感、もっと言うと快感を味わっているようにも見受けられます。

 学校のテストの場合点数が全てなのですが、仕事の場合、締切日の前に中間報告が求められる場合があり、その中間報告で全くできていないと、その時点でマイナス評価になることがあることも留意しておくべきできでしょう。     

 

 

 三人目の相談

まじめに生きているのが、馬鹿馬鹿しくなる

 自分のまわりで社会保障(生活保護・障害年金)を受けて治療などを受けているいる人がいる。そちらのほうが楽に生きているのではと思う。とのこと。

 私も他の当事者会に行くのですが、個人情報なので、本人に問い合わせることはできないけれど、該当者と思われる者数人を知っています。

 ただ、生活保護は、憲法で保障されている生存権であり、また、自分もいつ無職になるかわからない、明日はわが身なので、生活保護自体のシステムは否定できません。

 いつもいるのが、このシステムを悪用する奴ら、不正受給であり、これに対し腹立たしい気持ちも良くわかるとが参加者の思いでした。

 これらの話に対し、他の当事者会には、もっとひどい奴がいる、人間失格のような奴らがいるが、そいつらは必ず地獄に落ちる。また、そのような奴らは人間ではない、と考えるようにしている。そのような奴らのことを考えること自体、時間と労力の無駄とのこと。

 

 消極的かもしれませんが、相手にしない、気にしないになるのでしょうか。

 このことは、身障者と健常者、被差別者と差別(主義)者、マイノリティとマジョリティの問題まで発展する非常にナイーブな問題なので、私の会ごときで言及はできませんがいろいろな問題が永遠のテーマというべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

平成31年4月定例会

 

 

一人目

ート(そばや)ホールの給仕の仕事をしている。

店主には、事情を話しており配慮をしてくれているはずだが

同僚からは、正直どう捉えられているかはわからない。

加減がわからない

薬を飲んでいると違う

同僚からも理解(あきらめ?)している?

理解されているかどうかを知りたい

 店長から同僚には伝えているはずだが、どのようになされているかはわからない。とのこと

 本音は、その方は、マルチタスクが要求されるホールの給仕(接客)の仕事はしたくないのですが、人手不足のご時勢にそのような配慮はしてくれないとのことです。

 そこで問題となっているのは

 あいまい言葉「そこをささっと掃除して」 

 「ささっと」ってどのレベルまでを言うのかがわからないとのこと。

 これは、優先順位が理解できていないからではないか。

 同じ掃除でも開店前のホールの掃除ならば、開店時刻に間に合わせなければならないので、時間を優先されます。

 一方で、営業終了後の掃除は、明日の仕込み準備のためや、食中毒防止のためにするのだから、達成度が重要視されます。

 この判断は、やはり同僚や上司などに聴くのが王道でしょう。

  あと、もしできるのならば、掃除の完成度はどのようなものをいうのか、撮影しておくのもありかと思われます。

 あと、したときは、やはり気にしないとのこと。我々でない定型の人でも困ったさんはいっぱいいます。

 どうしても、我々は人の言葉を真に受けている傾向があることを知っておくべきでしょう。

※ 参考 NHK 発達障害って何だろう

    取り扱い説明書 PDFがあり

 

  時 間

  達成度   どちらを優先させるかを同僚と一緒に考えることも必要ではとの案が出ました。

 

 二人目

 コミニケーションをどうとるか

 会話できていない。輪に入っていけない。会話の間に入ることが、難しい

 とのこと。

 それについては、話を聴いて頷く。共通認識、話題を最初に準備しておく。

   また、主語、述語を明確に話すようにすること。

 その方の悩みは、多人数の話し合いになると、流れが速くて、ついていけない。とのこと

 私もそうですが、原因として考えられるのは

 ①ワーキングメモリーが不足しているため、複数の人の話の内容を覚えていない

 ②頭の回転が遅いため、自分が理解したころには、話題が移っている。

 それならば、1対1の相手を探すのが近道でしょう。

 また、参加する人の趣味の事前準備(予習)をしておくも必要でしょう。